フランス語文法 全32課

このコースの読み方: 1課は5〜10分で読める分量です。上から順に、A1(基本)からB2(実務レベル)まで無理なくつながります。

A1 8課

  1. 1 あいさつと発音の基本フランス語のアクサン記号の種類がわかり、あいさつの決まり文句が言えるようになる。語末の子音を読むか読まないかのルールと、単語同士がつながって聞こえる「リエゾン」の仕組みも身につく。あわせて、初対面のあいさつのやり取りが一通りできるようになる。
  2. 2 主語代名詞とêtre(je suis〜/c'est〜)「私は〜です」「これは〜です」のような文が作れるようになる。フランス語の主語代名詞9つと、être(英語のbe動詞にあたる語)の現在形が言えるようになる。あわせて、「私の〜」を表す所有形容詞、「私(だ)」のように強調する強勢形代名詞、そして C'est と Il est の使い分けも深く理解する。
  3. 3 名詞の性と冠詞(le/la/l'/les・un/une/des)フランス語の名詞にある「男性名詞・女性名詞」の区別と、それに合わせて変わる冠詞(le/la/l'/les、un/une/des)を正しく使えるようになる。あわせて、「この〜」を表す指示形容詞(ce/cet/cette/ces)と、「〜がある/いる」を表す il y a も使えるようになる。
  4. 4 -er動詞の現在形(j'aimeのエリジオン)フランス語で一番多いタイプの動詞(-er動詞)の現在形が、どの動詞でも作れるようになる。あわせて、代名詞 on が実際の会話でどう使われるかも深く理解する。
  5. 5 avoirと否定文(ne...pas・年齢の言い方)英語の have にあたる avoir(持っている)の現在形が言え、動詞を否定する ne...pas が使えるようになる。年齢の言い方や、avoir を使った体調・状態の決まり文句(お腹が空いた、喉が渇いた、など)もマスターする。
  6. 6 allerと疑問文(au/à la・est-ce que)「行く」を意味する aller の現在形が言え、est-ce que を使った疑問文が作れるようになる。前置詞 à と定冠詞が組み合わさる au/à la/à l'/aux の使い分けと、疑問形容詞 quel(どの〜/何の〜)の使い方も深く理解する。
  7. 7 数字と時間(0〜100・時刻の言い方・曜日と日付)0から100までの数字が言え、「今何時ですか」に答えられるようになる。曜日と日付の言い方、そして天気を尋ねる・答える言い方(Il fait beau. など)もあわせて身につく。
  8. 8 形容詞の一致と位置(性数一致・前置される形容詞)名詞に合わせて形容詞の形を正しく変化させ(性数一致)、形容詞を名詞の前に置くべきか後ろに置くべきかがわかるようになる。あわせて、複数形の名詞の前に形容詞が来るときの冠詞の変化(des→de)という、実際のフランス語でよく起きる細かい規則も身につける。

A2 8課

  1. 9 第2群-ir動詞と頻出不規則動詞+命令法(finir型・faire/prendre/venirの現在形・tu/nous/vousへの指示)-ir で終わる動詞のうち一番多いグループ(finir型)の現在形が作れるようになり、日常会話で最頻出の不規則動詞 faire(する)・prendre(取る)・venir(来る)の現在形が言えるようになる。さらに、tu/nous/vousに向かって「〜しなさい/〜しよう」と指示・提案する命令法(impératif)も作れるようになる。
  2. 10 複合過去(avoir支配)— avoir+過去分詞の基本形と否定のバリエーション「〜した」という過去の行為を表す複合過去(passé composé)が、avoir を助動詞にとる動詞で作れるようになる。過去分詞の作り方(規則・不規則)に加えて、ne...pas 以外の否定表現(jamais・rien・personne・plus)も複合過去で使えるようになる。
  3. 11 複合過去(être支配)— 移動・変化動詞と過去分詞の性数一致「行く」「来る」「生まれる」のような移動・変化を表す動詞の複合過去が作れるようになる。être を助動詞に取る動詞では、過去分詞が主語の性・数に合わせて変化することも身につく。
  4. 12 半過去 — 習慣・背景描写と複合過去との使い分け過去の「〜していた」「よく〜したものだ」という習慣・状態を表す半過去(imparfait)の作り方がわかり、複合過去との使い分けができるようになる。
  5. 13 目的語代名詞(le/la/les・lui/leur)と中性代名詞le「それを」「彼に」のような目的語を代名詞に置き換えて、動詞の前に置けるようになる。直接目的語(COD)と間接目的語(COI)の違いに加えて、形容詞や文の内容そのものを受ける「中性代名詞le」の使い方もわかるようになる。
  6. 14 代名動詞(se lever型)— 現在形と複合過去se lever(起きる)のような「代名動詞」の現在形と複合過去が作れるようになる。再帰代名詞(me/te/se/nous/vous/se)の位置とエリジオンも身につく。
  7. 15 単純未来・近接未来・近接過去 — 予定の言い方いろいろ「〜するだろう」「〜します」という単純未来(futur simple)の形が作れるようになる。よく使う動詞の不規則な未来語幹も身につく。あわせて、もっと口語的な近接未来(aller+不定詞)と、「ちょうど〜したところだ」という近接過去(venir de+不定詞)も使えるようになる。
  8. 16 比較級・最上級と序数・日付の言い方「AはBより〜だ」という比較級と、「一番〜だ」という最上級が作れるようになる。bon(良い)・bien(よく)の特別な比較級・最上級の形も身につく。あわせて、「1番目・2番目...」という序数と、日付の言い方(何月何日)もマスターする。

B1 8課

  1. 17 関係代名詞(qui/que/où/dont・ce qui/ce que)qui・que・où・dontという4つの関係代名詞(名詞を後ろから説明する「つなぎ言葉」)を使い分けて、2つの文を1つにまとめられるようになる。さらに、説明する相手(先行詞)がない場合に使うce qui・ce que(「〜すること/もの」全体を指す形)も使えるようになる。
  2. 18 中性代名詞en・y と目的語代名詞の併用順序(me le/le lui)en(数量・de+名詞を受ける代名詞)とy(à+場所/名詞を受ける代名詞)を正しい位置に置いて使えるようになる。さらに、「私にそれを」「彼にそれを」のように目的語代名詞を2つ重ねるときの正しい並び順(me le / le lui など)がわかるようになる。
  3. 19 条件法現在(丁寧な依頼・仮定・アドバイス)条件法現在(日本語で言うと「〜だろうに/〜していただけますか」にあたる形)を全人称で作れるようになり、丁寧な依頼・アドバイス・仮定の文が言えるようになる。ビジネスや接客でも使う「丁寧表現一式」もセットで身につける。
  4. 20 接続法現在(入門)(il faut queなど・トリガー表)il faut que(〜する必要がある)のように、「que+接続法」を使う基本的な文が作れるようになる。感情・必要・願望・疑い・目的を表す表現(トリガー=引き金)の後ろでこの形を使えるようになる。
  5. 21 大過去(過去のさらに過去)大過去(過去のある時点よりもさらに前に起きたことを言う形)が全人称で作れるようになる。
  6. 22 使役・知覚構文(faire+不定詞・voir/entendre+不定詞)faire+動詞の原形(使役=〜させる/〜してもらう)、voir・entendreなど+動詞の原形(知覚=〜するのを見る/聞く)の構文が作れるようになる。
  7. 23 話法の転換(直接話法→間接話法・時制の一致)直接引用する言い方(直接話法)を、dire queなどを使って伝える言い方(間接話法)に変えられるようになる。過去の時点で伝えるときに起きる時制のずれ(時制の一致)と、時間・場所の表現のずれも理解する。
  8. 24 譲歩・対立の接続詞(bien que・pourtant・alors que)bien que(+接続法)・pourtant・alors que/tandis que・malgré・même siを使い分けて、「〜だけれども」「それなのに」という譲歩や対立の文が作れるようになる。

B2 8課

  1. 25 接続法の応用(avant que/pour que)「〜する前に」「〜するために」「〜しない限り」のように、特定の接続詞のあとで接続法(subjonctif)を使う表現が正しく作れるようになる。B1で習った il faut que に加えて、接続法を要求する場面を広げる。あわせて、書き言葉でよく見る「意味を持たない ne」(ne虚辞)の使い方も整理する。
  2. 26 受動態(par/deの使い分け)能動文を受動文に書き換えられるようになる。動作の主(だれがしたか)を示す par と de の使い分けもわかる。あわせて、日常会話でよく使われる受動態の代わりの言い方(on・se受動)もわかるようになる。
  3. 27 ジェロンディフと現在分詞(en+現在分詞)en+現在分詞(ジェロンディフ)を使って「〜しながら」「〜することによって」を表現できるようになる。現在分詞の作り方と、動詞的形容詞として使う現在分詞との違いもわかる。
  4. 28 強調構文(c'est...qui/que)文の中の特定の要素(主語・目的語・状況語など)を「まさにコレだ」と強調する c'est...qui / c'est...que の構文が使えるようになる。
  5. 29 条件法過去(si+大過去)「もし〜だったら、〜だっただろうに」という、過去の事実に反する仮定と、それに対する後悔・推測を表現できるようになる。B1で習った si+半過去(現在の事実に反する仮定)との違いも整理する。
  6. 30 話法・時制の総復習(直接話法/間接話法)直接話法(発言をそのまま引用)を間接話法(誰かの発言として伝える)に変換するときの「時制の一致」のルールを、B1で習った基本から一歩進めて総復習する。あわせて、未来のある時点までの完了を表す前未来(futur antérieur)と、時・場所・指示語のシフト表も身につける。
  7. 31 フォーマル表現とビジネスフランス語(メール・面接)ビジネスメールや面接で使うフォーマルな決まり文句(書き出し・結びのあいさつ・丁寧な依頼)が使えるようになる。くだけた表現とフォーマルな表現の違い、そしてフォーマルな文章に特徴的な「名詞化(nominalisation)」もわかる。
  8. 32 総合読解・ディスカッション(時事トピック)時事的な話題についての短い文章を読んで要点をつかみ、自分の意見を述べるためのフランス語表現(賛成・反対・部分的同意)が使えるようになる。ここまでの32課の集大成として、読解と会話表現を組み合わせる。
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