第18課 / 32課 B1

中性代名詞en・y と目的語代名詞の併用順序(me le/le lui)

中性代名詞en・y と目的語代名詞の併用順序(me le/le lui)

この課でできるようになること: en(数量・de+名詞を受ける代名詞)とy(à+場所/名詞を受ける代名詞)を正しい位置に置いて使えるようになる。さらに、「私にそれを」「彼にそれを」のように目的語代名詞を2つ重ねるときの正しい並び順(me le / le lui など)がわかるようになる。

まず日本語で考える

日本語の「それ」は名詞をそのまま指しますが、フランス語のen・yはそれぞれ特定の前置詞句をまるごと置き換える特別な代名詞です。en は「de+名詞」や数量表現、y は「à+場所・もの」を受けます。位置は主語代名詞と同じように動詞のすぐ前に置くのがルールです。さらに、「私に・それを」のように目的語代名詞が2つ重なる場面もよくあります。日本語なら助詞の順番を気にしませんが、フランス語では代名詞の種類ごとに決まった並び順があるので、それを覚えるのがこの課のもう1つの柱です。

ルール

en = 「de+名詞」・数量表現(un/une/des/du/de la、数字、quelques など)を受ける。数字や数量語自体は文末に残す。
J'ai trois pommes. → J'en ai trois.(それを3つ持っている)
Tu as besoin d'argent ? → Tu en as besoin ?(それが必要?)

y = 「à+場所」「à+もの(人以外)」を受ける。
Je vais à Paris. → J'y vais.(そこへ行く)
Il pense à ce problème. → Il y pense.(それについて考えている)

③ 位置は動詞の直前(複合時制ではavoir/êtreの直前)。否定文は ne+en/y+動詞+pas ではさむ。
Je n'y vais pas.(私はそこへ行かない)

を指すときはen/yを使わない。強勢形代名詞(de lui/d'elle、à lui/à elle)を使う。
Je pense à lui.(彼のことを考えている)← ×J'y pense とは言わない(luiは人)

目的語代名詞を2つ重ねるときの並び順: フランス語の目的語代名詞(me/te/se/nous/vous・le/la/les・lui/leur・y・en)は、動詞の前にこの順で最大2つまで並べる。
Il me le donne.(彼はそれを私にくれる)← me(位置1)+le(位置2)
Je le lui donne.(私はそれを彼にあげる)← le(位置2)+lui(位置3)

⑥ 否定文でも代名詞は動詞の直前に置いたまま、ne...pasで動詞(と代名詞)をはさむ。
Il ne me le donne pas.(彼はそれを私にくれない)

代名詞の並び順・位置表

位置1位置2位置3位置4位置5
me/te/se/nous/vousle/la/leslui/leuryen

※ 位置1と位置2の組み合わせ(me le・te la・nous les など)、位置2と位置3の組み合わせ(le lui・la leur など)がよく使われる。位置1と位置3(me lui など)は組み合わせない。

例文

ミニ会話(場面: 友人同士でペンと本の貸し借りをしている)

ここがポイント

よくある間違い

3行まとめ

この課を3問だけ

「それを3つ持っている」の正しい文は?

「そこへ行く」の正しい文は?

「彼のことを考えている」の正しい文は?

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