第10課 / 32課 A2

複合過去(avoir支配)— avoir+過去分詞の基本形と否定のバリエーション

複合過去(avoir支配)— avoir+過去分詞の基本形と否定のバリエーション

この課でできるようになること: 「〜した」という過去の行為を表す複合過去(passé composé)が、avoir を助動詞にとる動詞で作れるようになる。過去分詞の作り方(規則・不規則)に加えて、ne...pas 以外の否定表現(jamais・rien・personne・plus)も複合過去で使えるようになる。

まず日本語で考える

日本語の「食べた」「見た」のような過去形は動詞の語尾を変えるだけですが、フランス語の複合過去は 助動詞(avoir または être)の現在形 + 過去分詞 という2語構造でできています。英語の have eaten(現在完了)と似た作りですが、フランス語では日常会話の「〜した」に使う一番基本の過去形がこの複合過去です。ほとんどの動詞は avoir を助動詞に取ります(être を取る例外は次の課で学びます)。あわせて、「一度も〜ない」「何も〜ない」「誰も〜ない」「もう〜ない」という、ne...pas 以外の否定の言い方もこの課でまとめて身につけます。

ルール

① 複合過去 = avoir の現在形(主語に合わせる)+ 過去分詞

主語manger(avoir支配)の複合過去
jej'ai mangé
tutu as mangé
il/elle/onil a mangé
nousnous avons mangé
vousvous avez mangé
ils/ellesils ont mangé

② 過去分詞の作り方(規則)。

③ 不規則な過去分詞は個別に覚える必要がある。代表例。
faire→fait、dire→dit、mettre→mis、écrire→écrit、prendre→pris、voir→vu、boire→bu、lire→lu、pouvoir→pu、vouloir→voulu、devoir→dû、savoir→su、connaître→connu、croire→cru、recevoir→reçu、avoir→eu、être→été

④ 否定文は ne(n')+ avoir の現在形 + pas + 過去分詞、と助動詞を ne...pas ではさむ(過去分詞は挟まない)。avoir を助動詞に取る場合、過去分詞は主語に合わせて形を変えない(不変)。
Je n'ai pas mangé.(私は食べなかった)

⑤ ne...pas 以外の否定表現も、複合過去でよく使う。

否定表現意味語順(複合過去)
ne...pas〜ない(基本)ne + 助動詞 + pas + 過去分詞
ne...jamais一度も〜ないne + 助動詞 + jamais + 過去分詞
ne...rien何も〜ないne + 助動詞 + rien + 過去分詞
ne...plusもう〜ないne + 助動詞 + plus + 過去分詞
ne...personne誰も〜ないne + 助動詞 + 過去分詞 + personne(例外)

例文

ミニ会話

場面: 週末に何をしたか、友達同士で話している。

ここがポイント

よくある間違い

3行まとめ

この課を3問だけ

「私はりんごを食べた」の「食べた」の部分を正しく選んでください。

「君は宿題を終えた?」の「終えた」の部分を正しく選んでください。

「彼女はケーキを作った」の「作った」の部分を正しく選んでください。

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