トルコ語 / 文法 / 第39課

「〜のために/〜なのに」için・rağmen ほか

B2・第39課 / 全42課・約7分

この課でできるようになること: 「君のために」「雨なのに」「まさに帰るところ」と、理由・目的・逆接・タイミングが表せる。

この課の前に: 第10課「『に・で・から』の形」第12課「AのB」第15課「『〜と・〜で』」第26課「私が読んだ本」第30課「動詞を名詞にする形」

まず意味

日本語の「〜のために」「〜にもかかわらず」と同じく、この課では名詞の後ろに置く言葉(後置詞)を学びます。
後置詞も名詞の後ろに置くだけで、語順は日本語と同じです。
ただし後置詞ごとに前の名詞の形がバラバラです。
そこだけは単語と一緒に覚えます(için はそのまま、rağmen は「〜に」の形)。

これだけ先に

için は名詞そのまま、rağmen は「〜に」の形を付けてから続けます。
üzere(ユゼレ)(まさに〜するところ)と halde(ハルデ)(〜なのに)は動詞由来の形とセットで使います。
まずはこの4語と前の形の対応だけ押さえれば十分です。

仕組みを理解する理解

için =「〜のために・〜にとって」

名詞や「動詞を名詞にする形」-mAk(〜すること)の後ろに置きます。前の名詞はそのまま(人を表す代名詞は「〜の」の形)。

rağmen =「〜にもかかわらず」

前の名詞に「〜に」の形(与格 -(y)A)を付けます。動詞なら -mA + 所有接尾辞 +「〜に」の形にしてから rağmen を続けます。

üzere =「まさに〜しようとして」

-mAk の後ろに置きます。「〜する直前」の意味が代表的です。

halde =「〜な状態で・〜なのに」

「名詞を説明する形」-DIğI と組み合わせることが多いです。

活用パターン表

後置詞ごとに前の名詞が取る形:

後置詞意味前の名詞の形
için(イチン)〜のためにそのまま(代名詞は「〜の」の形)senin için(セニン・イチン)(君のために)
rağmen(ラーメン)〜にもかかわらず「〜に」の形(-(y)A)yağmura rağmen(ヤームラ・ラーメン)(雨にもかかわらず)
üzere(ユゼレ)まさに〜するところ-mAk(辞書形)dönmek üzere(ドンメク・ユゼレ)(帰ろうとしているところ)
halde(ハルデ)〜なのに-DIğI + haldeolduğu halde(オルドゥーウ・ハルデ)(〜であるにもかかわらず)

için を代名詞に付けるときの形:

代名詞için
ben(ベン)(私)benim için(ベニム・イチン)
sen(セン)(君)senin için(セニン・イチン)
o(彼・彼女)onun için(オヌン・イチン)
biz(ビズ)(私たち)bizim için(ビズィム・イチン)
siz(スィズ)(あなたたち)sizin için(スィズィン・イチン)
onlar(オンラル)(彼ら)onlar için(オンラル・イチン)

例で確かめる

ミニ会話理解

A: Bu çiçekleri kim için aldın?(ブ・チチェクレリ・キム・イチン・アルドゥン)(この花は誰のために買ったの?)
B: Annem için aldım, yarın doğum günü.(アンネム・イチン・アルドゥム・ヤルン・ドーウム・ギュニュ)(母のために買ったんだ、明日誕生日だから)
A: Ne zaman gidiyorsun ona vermeye?(ネ・ザマン・ギディヨルスン・オナ・ヴェルメイェ)(いつ渡しに行くの?)
B: Şimdi gidiyorum, tam çıkmak üzereyim.(シムディ・ギディヨルム・タム・チュクマク・ユゼレイム)(今から行くよ、まさに出るところ)
A: Hava bu kadar kötü olmasına rağmen yürüyerek mi gideceksin?(ハヴァ・ブ・カダル・コテュ・オルマスナ・ラーメン・ユリュイェレク・ミ・ギデジェクスィン)(天気がこんなに悪いのに歩いて行くの?)
B: Evet, yağmura rağmen yürümeyi seviyorum.(エヴェト・ヤームラ・ラーメン・ユリュメイ・セヴィヨルム)(うん、雨にもかかわらず歩くのが好きなんだ)

よくある間違い理解
  • × Yağmur rağmen → ○ Yağmura rağmen : rağmen の前には「〜に」の形を付ける。
  • × için の前に「〜に」の形を付ける → ○ için は名詞そのまま(代名詞は「〜の」の形): senin için。
  • × üzere を「〜の上に」と訳す → ○ üzere は「まさに〜するところ」「〜するために」。場所の「上」は üzerinde。
  • × üzere と halde を混同する → ○ üzere は「まさに〜する直前」(タイミング)、halde は「〜な状態で/〜なのに」(状態の対比)。
  • × için の後ろに活用した動詞を置く → ○ 「〜するために」は必ず -mAk(辞書形)+ için。

3行まとめ

この課に出てくることば

次の課へ 第40課 「〜してしまっていた・〜するつもりだった」-mıştı・-(y)ecekti

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