トルコ語 / 文法 / 第10課

「に・で・から」の形(与格/位置格/奪格)

A1・第10課 / 全42課

「に・で・から」の形(与格・位置格・奪格)

この課でできるようになること: 「学校へ行く」「学校で働く」「学校から来る」のように、場所にまつわる3つの言い方ができる。

まず日本語で考える

日本語では「学校【に】行く」「学校【で】働く」「学校【から】帰る」と、助詞を替えるだけで意味が変わりますね。トルコ語もまったく同じ発想で、名詞の後ろに付けるパーツを替えるだけです。日本語の助詞と1対1でよく対応するので、3つセットで覚えましょう。この3つは日常会話で特によく使う形です。8課で学んだ疑問詞nereye(どこへ)/nerede(どこで)/nereden(どこから)と組み合わせると、質問と答えがきれいに対応します。まとめて覚えておくと会話で使いやすくなります。

ルール

パーツ意味日本語例(ev)例(okul)
-(y)A方向・相手〜に/〜へeveokula
-DA場所・時〜で/〜に(いる)evdeokulda
-DAn起点〜からevdenokuldan

①母音は2型(A)ルール: 最後の母音が前グループなら e、後ろグループなら a
②「〜に」の -(y)A は、母音で終わる単語に、つなぎの音 y を挟む(oda → odaya)
③-DA / -DAn の D は、直前の文字が f, s, t, k, ç, ş, h, p のとき t に変わる(kitapta, kitaptan)。音をなめらかにするための変化で、16課で詳しく学びます
④疑問詞nereye/nerede/neredenとセットにすると、道案内や日常会話の定番の質問と答えが作れる(Nereye gidiyorsun? — Okula gidiyorum.)
⑤人の名前や地名など固有名詞に付けるときは、必ずアポストロフィ(')で区切る(İstanbul'a, Ali'de)

活用パターン表

単語〜に(-(y)A)〜で(-DA)〜から(-DAn)
ev(家)eveevdeevden
okul(学校)okulaokuldaokuldan
oda(部屋)odayaodadaodadan
kitap(本)kitabakitaptakitaptan
İstanbulİstanbul'aİstanbul'daİstanbul'dan

kitap のように p, ç, t, k で終わる単語は、母音で始まる -(y)A の前でだけ最後の子音が濁ります(kitap→kitaba)。子音で始まる -DA / -DAn の前では濁らず、逆に D の方が t に変わります(kitapta)。変化の向きが逆なので、セットで覚えると混同しません。

例文

ミニ会話

※会話には後の課で学ぶ形も出てきます。今は意味がつかめればOKです。

A: Nereye gidiyorsun?(どこへ行くの?)
B: Okula gidiyorum.(学校へ行くところだよ)
A: Ben de okula gidiyorum, okulda buluşalım mı?(僕も学校へ行くところ、学校で会おうか?)
B: Olur! Sen nereden geliyorsun şimdi?(いいよ!今どこから来てるの?)
A: Evden geliyorum.(家から来てるよ)
B: Tamam, okulda görüşürüz!(オーケー、学校でね!)

つまずきポイント

3行まとめ

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