トルコ語 / 文法 / 第10課
この課でできるようになること: 「学校へ行く」「学校で働く」「学校から来る」と、場所にまつわる3つの言い方ができる。
この課の前に: 第2課「母音そろえ・2型」・第3課「母音そろえ・4型」
日本語は「学校【に】行く」「学校【で】働く」「学校【から】帰る」と、助詞を替えるだけで意味が変わりますね。
トルコ語も同じで、名詞の後ろに付けるパーツを替えるだけです。日本語の助詞とほぼ1対1で対応します。
8課の疑問詞 nereye(ネレイェ)(どこへ)/ nerede(ネレデ)(どこで)/ nereden(ネレデン)(どこから)とそのまま噛み合います。
「に=-(y)A」「で=-DA」「から=-DAn」の3点セットだけ先に押さえます。
母音は2型ルールで決まり、母音終わりの単語には y を挟みます(oda → odaya)。
| パーツ | 意味 | 日本語 | 例(ev) | 例(okul) |
|---|---|---|---|---|
| -(y)A | 方向・相手 | 〜に/〜へ | eve(エヴェ) | okula(オクラ) |
| -DA | 場所・時 | 〜で/〜に(いる) | evde(エヴデ) | okulda(オクルダ) |
| -DAn | 起点 | 〜から | evden(エヴデン) | okuldan(オクルダン) |
最後の母音が前グループなら e、後ろグループなら a になる2型(A)ルールで決まります。母音で終わる単語には、つなぎの音 y を挟みます(oda → odaya)。
直前の文字が f, s, t, k, ç, ş, h, p のとき、D は t に変わります(kitapta, kitaptan)。16課で詳しく学びます。
疑問詞 nereye / nerede / nereden とセットにすると、道案内の定番の質問と答えが作れます。
固有名詞に付けるときは、必ずアポストロフィ(')で区切ります(İstanbul'a, Ali'de)。
| 単語 | 〜に(-(y)A) | 〜で(-DA) | 〜から(-DAn) |
|---|---|---|---|
| ev(エヴ)(家) | eve(エヴェ) | evde(エヴデ) | evden(エヴデン) |
| okul(オクル)(学校) | okula(オクラ) | okulda(オクルダ) | okuldan(オクルダン) |
| oda(オダ)(部屋) | odaya(オダヤ) | odada(オダダ) | odadan(オダダン) |
| kitap(キタプ)(本) | kitaba(キタバ) | kitapta(キタプタ) | kitaptan(キタプタン) |
| İstanbul(イスタンブル) | İstanbul'a(イスタンブラ) | İstanbul'da(イスタンブルダ) | İstanbul'dan(イスタンブルダン) |
p, ç, t, k で終わる単語は、母音で始まる -(y)A の前でだけ濁ります(kitap→kitaba)。
子音で始まる -DA / -DAn の前では濁らず、逆に D のほうが t に変わります(kitapta)。変化の向きが逆なので、セットで覚えると混同しません。
※会話には後の課で学ぶ形も出てきます。今は意味がつかめればOKです。
A: Nereye gidiyorsun?(ネレイェ・ギディヨルスン)(どこへ行くの?)
B: Okula gidiyorum.(オクラ・ギディヨルム)(学校へ行くところだよ)
A: Ben de okula gidiyorum, okulda buluşalım mı?(ベン・デ・オクラ・ギディヨルム・オクルダ・ブルシャルム・ム)(僕も学校へ行くところ、学校で会おうか?)
B: Olur! Sen nereden geliyorsun şimdi?(オルル・セン・ネレデン・ゲリヨルスン・シムディ)(いいよ!今どこから来てるの?)
A: Evden geliyorum.(エヴデン・ゲリヨルム)(家から来てるよ)
B: Tamam, okulda görüşürüz!(タマム・オクルダ・ゴリュシュリュズ)(オーケー、学校でね!)
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