トルコ語 / 文法 / 第26課

名詞を説明する形2 -dığı(私が読んだ本)

B1・第26課 / 全42課・約6分

この課でできるようになること: 「私が読んだ本」「君が見た映画」のように、説明される名詞が「される側」のときの言い方が作れる。

この課の前に: 第12課「AのB」第16課「音が濁るルール」第25課「〜する人/もの」

まず意味

「私が読んだ本」では、「本」は読む動作をする側ではなく、される側です。
する側を説明する第25課の -(y)an とは、ここで道が分かれます。
される側を説明する道具が -DIk + 所有接尾辞 です。

これだけ先に

動詞を3つの積み木にします。「動作」+「-DIk」+「誰がしたか」です。
最後の人称のパーツが「私が・君が・彼が」を表します。説明される名詞には印を付けません。

図解: 動作と、誰がしたかを一つのかたまりにする名詞を説明するかたまりの組み立て 動作oku(読む) + -DIkかたまりの印 + 誰がしたか-um(私が) okuduğum kitap私が読んだ本 説明される名詞(kitap)には印を付けない

仕組みを理解する理解

「される側」の名詞には 語幹 + -DIk + 所有接尾辞

説明される名詞が動作を「する側」でないときは、語幹 + -DIk + 所有接尾辞を使います。

所有接尾辞が「誰の動作か」を表す

所有接尾辞が「誰の動作か」(=かたまりの中の主語)を表します。
所有接尾辞は12課と同じ形です。新しく覚えるのは「-DIk」の部分です。

活用パターン表

人称所有接尾辞oku(読む)gör(見る)
ben(ベン)(私が)-DIğImokuduğum(オクドゥーウム)gördüğüm(ゴルデューユム)
sen(セン)(君が)-DIğInokuduğun(オクドゥーウン)gördüğün(ゴルデューユン)
o(彼/彼女が)-DIğIokuduğu(オクドゥーウ)gördüğü(ゴルデューユ)
biz(ビズ)(私たちが)-DIğImIzokuduğumuz(オクドゥーウムズ)gördüğümüz(ゴルデューユミュズ)
siz(スィズ)(あなたたちが)-DIğInIzokuduğunuz(オクドゥーウヌズ)gördüğünüz(ゴルデューユニュズ)
onlar(オンラル)(彼らが)-DIklArIokudukları(オクドゥクラル)gördükleri(ゴルデュクレリ)

例で確かめる

ミニ会話理解
  • A: Dün okuduğun kitap nasıldı?(デュン・オクドゥーウン・キタプ・ナスルドゥ)(昨日君が読んだ本はどうだった?)
  • B: Çok güzeldi. Sen de okumalısın.(チョク・ギュゼルディ・セン・デ・オクマルスン)(すごく良かったよ。君も読むべきだよ)
  • A: Onu yazan kişi kim?(オヌ・ヤザン・キシ・キム)(それを書いた人は誰?)
  • B: Sevdiğim bir yazar.(セヴディーイム・ビル・ヤザル)(私の好きな作家だよ)
よくある間違い理解
  • × okuyan kitap(オクヤン・キタプ)(「私が読んだ本」のつもり) → ○ okuduğum kitap : 本は「される側」なので -dığı の出番。
  • × okudukum → ○ okuduğum : k は母音で始まる所有接尾辞の前で ğ に濁る。
  • × 「-dığı は過去専用」と思い込む → ○ 現在・未来の内容にも使える(「彼がいま読んでいる本」にも使える)。
  • × konuşduğu → ○ konuştuğu : 語幹の最後が息だけで出す音(無声子音。ş など)のときは D が t になる。
  • × oku+duğ だけで止める → ○ 「誰が」を所有接尾辞で必ず示す(okuduğu/okuduğum/okuduğun)。3人称複数は okudukları と k のまま。
深く知る深掘り

k は母音の前で ğ に濁る

-DIk の k は、母音で始まる所有接尾辞(1・2・3人称単数など)の前で ğ に濁ります(16課の子音の濁りと同じ)。母音は4型の母音そろえルール(母音調和)で決まります。

語幹末が無声子音なら D は t に変わる

語幹の最後の子音が無声子音(fıstıkçı şahap = f, s, t, k, ç, ş, h, p)のときは、D が t に変わります(konuş→konuştuğu)。

3行まとめ

この課に出てくることば

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