トルコ語 / 文法 / 第40課

「〜してしまっていた・〜するつもりだった」-mıştı・-(y)ecekti

B2・第40課 / 全42課

「〜してしまっていた・〜するつもりだった」-mıştı・-(y)ecekti

この課でできるようになること: 「(そのときはもう)電車は出てしまっていた」「(そのときは)行くつもりだった」のように、過去のある時点を基準にして、それより前のこと・その時点から見た未来のことを言えるようになります。

まず日本語で考える

日本語には「した」「していた」「してしまっていた」のように、過去の中にも段階があります。「駅に着いたとき、電車はもう出てしまっていた」という文を考えてみましょう。「電車が出た」のは「駅に着いた」よりもさらに前の出来事です。この「過去から見てさらに前の過去」を専用の形で表すのが、この課の大過去 -mIştIです。もう一つ、「そのときは来るつもりだった(実際に来たかどうかは分からない/結局そうならなかった)」のように、過去のある時点から見た「これから」を表す過去未来 -(y)EcEktIもあわせて学びます。どちらも、すでに知っている形に「〜だった」にあたる idi(それ自体は独立した単語としては使わず、いつも他の形にくっつく)が縮まってくっついた複合の形です。

ルール

① 大過去 -mIştI: 21課の伝聞過去 -mIş(〜したらしい)に、18課の -DI 由来の -tI をさらに重ねる。gel → gelmiş → gelmişti(来てしまっていた)。
② -mIştI は「よそから聞いた話」ではなく、「基準となる過去の時点よりも前にすでに終わっていたこと」を表す。ここが -mIş 単独(伝聞・気づき)との使い方の違い。
③ 過去未来 -(y)EcEktI: 19課の未来 -(y)AcAk に、同じ -tI を重ねる。gel → gelecek → gelecekti(来るはずだった/来る予定だった)。
④ どちらも4型の母音そろえルール(母音調和)がそのまま働く: -mIş の部分は ı/i/u/ü、続く -tI も同じグループの ı/i/u/ü になる(gel→mişti、bak→mıştı、oku→muştu、gör→müştü)。t は常に t のままで、d に変わることはない。
⑤ 人称のパーツ(人称接尾辞)は必要なら -tI のさらに後ろに付ける: gelmiştim(私は来てしまっていた)、gelecektim(私は来るはずだった)。
⑥ 否定は、もとの -mIş・-(y)AcAk の前に -mA を入れてから -tI を続ける: gelmemişti(来ていなかった)、gitmeyecekti(行かないはずだった)。

活用パターン表

語幹母音グループ大過去 -mIştI過去未来 -(y)EcEktI
gel(来る)前舌・非円唇gelmiştigelecekti
bak(見る)後舌・非円唇bakmıştıbakacaktı
oku(読む)後舌・円唇okumuştuokuyacaktı
gör(見る)前舌・円唇görmüştügörecekti
gel + 私(-im)gelmiştimgelecektim

例文

ミニ会話

つまずきポイント

3行まとめ

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