トルコ語 / 文法 / 第40課
この課でできるようになること: 過去のある時点を基準に、それより前のことと、その時点から見た未来のことが言える。
この課の前に: 第3課「母音そろえ」・第6課「〜です」・第18課「〜した形」・第19課「これから〜する形」・第21課「〜したらしい形」
日本語にも「した」「していた」「してしまっていた」と過去の中に段階があります。
過去から見てさらに前の過去を表すのが大過去 -mIştI です。
過去のある時点から見た「これから」を表すのが過去未来 -(y)EcEktI です。
大過去は21課の伝聞過去 -mIş に -tI を重ねます(gel→gelmişti=来てしまっていた)。
過去未来は19課の未来 -(y)AcAk に同じ -tI を重ねます(gel→gelecekti=来るはずだった)。
母音そろえルールがそのまま働きます。
21課の伝聞過去 -mIş(〜したらしい)に、18課の -DI 由来の -tI を重ねます。gel → gelmiş → gelmişti(ゲルミシュティ)(来てしまっていた)。
「よそから聞いた話」ではなく、基準となる過去の時点よりも前にすでに終わっていたことを表します。この点が -mIş 単独(伝聞・気づき)との違いです。
19課の未来 -(y)AcAk に、同じ -tI を重ねます。gel → gelecek → gelecekti(ゲレジェクティ)(来るはずだった)。
どちらも、すでに知っている形に「〜だった」にあたる idi が縮まってくっついた形です。
どちらも4型の母音そろえルール(母音調和)が働きます。例: gel→mişti、bak→mıştı、oku→muştu、gör→müştü。
人称のパーツ(人称接尾辞)は -tI のさらに後ろに付けます(gelmiştim、gelecektim)。
否定は、もとの -mIş・-(y)AcAk の前に -mA を入れます。そこから -tI を続けます(gelmemişti、gitmeyecekti)。
| 語幹 | 母音グループ | 大過去 -mIştI | 過去未来 -(y)EcEktI |
|---|---|---|---|
| gel(ゲル)(来る) | 前舌・非円唇 | gelmişti(ゲルミシュティ) | gelecekti(ゲレジェクティ) |
| bak(バク)(見る) | 後舌・非円唇 | bakmıştı(バクムシュトゥ) | bakacaktı(バカジャクトゥ) |
| oku(オク)(読む) | 後舌・円唇 | okumuştu(オクムシュトゥ) | okuyacaktı(オクヤジャクトゥ) |
| gör(ゴル)(見る) | 前舌・円唇 | görmüştü(ゴルミュシュテュ) | görecekti(ゴレジェクティ) |
| gel + 私(-im) | — | gelmiştim(ゲルミシュティム) | gelecektim(ゲレジェクティム) |
t は常に t のまま、d には変わりません。
過去から見てさらに前の過去(大過去)
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過去のある時点から見た「これから」(過去未来)
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