トルコ語 / 文法 / 第12課

「〜の」の形 -(n)ın(AのB・私の〜)

A2・第12課 / 全42課・約7分

この課でできるようになること: 「学生の本」「私の車」のような「〜の」の言い方が、読めて自分でも作れる。

この課の前に: 第3課「母音そろえ」第6課「〜です」

まず意味

日本語は「学生本」と、前の単語に「の」を付ければ所有が言えます。
トルコ語も考え方は同じですが、違いが1つ。前の単語(A)と後ろの単語(B)の両方に印を付けます。
後ろの単語にも「だれの物か」の念押しが入る、と考えてください。

これだけ先に

「AのB」は2つの印がセットです。Aに「〜の」の形(属格)-(n)In、Bにだれの物かを示す印(所有接尾辞)を付けます。
母音は4型の母音そろえルールで決まります。まずは3人称の -(s)I(okulu, arabası)から覚えれば十分です。

仕組みを理解する理解

「AのB」は2ステップ

Aに「〜の」の形(属格)-(n)In を付けます。Bに、だれの物かを示す印(所有接尾辞・語の後ろに付くパーツ)を付けます。
母音は4型の母音そろえルール(母音調和)で決まります。母音で終わる語に、つなぎの音 n を挟みます(öğrenci → öğrencinin)。

一覧:

だれの子音で終わる単語母音で終わる単語
benim(ベニム)(私の)-Im: okulum(オクルム)(私の学校)-m: arabam(アラバム)(私の車)
senin(セニン)(君の)-In: okulun-n: araban
onun(オヌン)(彼/彼女の)-(s)I: okulu-sı: arabası
bizim(ビズィム)(私たちの)-ImIz: okulumuz-mız: arabamız
sizin(スィズィン)(あなたたちの)-InIz: okulunuz-nız: arabanız
onların(オンラルン)(彼らの)-lArI: okulları-ları: arabaları

活用パターン表

「〜の」の形 -(n)In の4型パターン:

語幹の最後の母音グループ
e, i(前舌・唇を丸めない)前・非円唇-inev(エヴ) → evin
ö, ü(前舌・唇を丸める)前・円唇-üngül(ギュル) → gülün
a, ı(後舌・唇を丸めない)後・非円唇-ınkız(クズ) → kızın
o, u(後舌・唇を丸める)後・円唇-unkol(コル) → kolun

例で確かめる

ミニ会話理解

A: Bu kimin kitabı?(ブ・キミン・キタブ)(これは誰の本?)
B: O, öğrencinin kitabı.(オ・オーレンジニン・キタブ)(それはその学生の本だよ)
A: Peki, senin kitabın nerede?(ペキ・セニン・キタブン・ネレデ)(じゃあ、君の本はどこ?)
B: Benim kitabım çantada.(ベニム・キタブム・チャンタダ)(私の本はカバンの中だよ)
A: Arkadaşının kitabı da mı orada?(アルカダシュヌン・キタブ・ダ・ム・オラダ)(君の友達の本もそこにあるの?)
B: Evet, onun kitabı da orada.(エヴェト・オヌン・キタブ・ダ・オラダ)(うん、彼の本もそこにあるよ)

よくある間違い理解
  • × öğrenci kitabı → ○ öğrencinin kitabı : 「その学生の」と特定するなら A 側にも印がいる。
  • × okulun bahçe → ○ okulun bahçesi : B 側の印を忘れがち。「両側に印」が鉄則。
  • 3人称の -(s)I(okulu, arabası)は4型で規則的。まずここから覚えると楽。
  • × onların araba → ○ onların arabaları : onlar のときも B 側の印を忘れない。-lArI は複数の意味も含む特別な形。
  • × kitabımın(キタブムン)(後ろに名詞が続かないのに属格まで付ける) → ○ kitabım : kitabımın 自体は「私の本の」という正しい形だが、後ろに名詞が続かないなら -ın までは付けない。
深く知る深掘り

onların は特別

onların(オンラルン)(彼らの)は特別です。子音終わり・母音終わりのどちらにも同じ -lArI が付きます(すでに複数の lAr を含むためです)。

3行まとめ

この課に出てくることば

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