トルコ語 / 文法 / 第6課
この課でできるようになること: 「私は日本人です」「君は先生です」のような文が1単語で作れるようになる。
日本語の「私は学生です」の「です」にあたる部分を、トルコ語では独立した単語(英語の am / is / are のようなもの)では言いません。その代わり、名詞や形容詞の後ろに、だれの話かを示す人称のパーツ(人称接尾辞)を直接くっつけます。「先生+私です」→ öğretmenim のように、1単語で「私は先生です」まで言えてしまうのがトルコ語です。
この人称のパーツは、この課だけのものではありません。この先ずっと、動詞の過去形や進行形など、あらゆる文の最後に同じ仲間のパーツが付き続けます。ここでしっかり形を覚えておくと、後の課がぐっと楽になります。
また、前の課(数・時刻・日付)で出てきた「kaç yaşındasın?(何歳ですか)」の -sın も、実はこの課で学ぶ人称のパーツの仲間です。あのときは決まり文句として覚えましたが、ここでその中身がはっきりわかるようになります。
①主語(だれの話か)を決める
②名詞・形容詞の後ろに、その人称のパーツを付ける(母音は4型 I でそろえる)
③単語が母音で終わるときは、母音同士がぶつからないように、つなぎの音 y を挟む
④o(彼・彼女)にはパーツを何も付けないのが基本。-DIr を付けると「〜である」という改まった言い方になるが、日常会話では省略するのがふつう
人称ごとのパーツと、母音の4パターンをまとめて確認しましょう。前グループ×唇を丸めない(前舌・非円唇)、後ろグループ×唇を丸めない(後舌・非円唇)、前グループ×唇を丸める(前舌・円唇)、後ろグループ×唇を丸める(後舌・円唇)の4つです。
| 人称 | パーツ | öğretmen(前・非円唇) | hasta(後・非円唇) | Türk(前・円唇) | Japon(後・円唇) |
|---|---|---|---|---|---|
| ben(私) | -(y)Im | öğretmenim | hastayım | Türküm | Japonum |
| sen(君) | -sIn | öğretmensin | hastasın | Türksün | Japonsun |
| o(彼/彼女) | (なし/-DIr) | öğretmen(dir) | hasta(dır) | Türk(tür) | Japon(dur) |
| biz(私たち) | -(y)Iz | öğretmeniz | hastayız | Türküz | Japonuz |
| siz(あなた方) | -sInIz | öğretmensiniz | hastasınız | Türksünüz | Japonsunuz |
| onlar(彼ら) | -lAr | öğretmenler(dir) | hastalar(dır) | Türkler(dir) | Japonlar(dır) |
hasta は母音 a で終わるので、hasta + yım のように y が入ります。Türk は最後の母音 ü が前舌・円唇なので、4型のパーツは üm。Japon は最後の母音 o が後舌・円唇なので um になります。
iPhone・無料ではじめられます