トルコ語 / 文法 / 第41課
この課でできるようになること: kendi で「自分で」「彼女自身」と強調できる。否定の3種類も整理できる。
この課の前に: 第6課「人称のパーツ」・第9課「『〜を』の形」・第10課「『に・で・から』の形」・第12課「AのB」・第35課「お互いに・自分に向かう形」
日本語の「自分」「自分自身」にあたるのが kendi で、人称のパーツを付けて「私自身」「君自身」と誰の話かを示します。
あわせて、名詞・形容詞は değil、動詞は -mA という、これまでの否定の形も一度に整理します。
kendi に人称のパーツを付けると「〜自身」になります(kendim=私自身、kendin=君自身)。
格を続けるときのつなぎの音は y ではなく n です(kendini=自分自身を)。
否定は、名詞・形容詞は değil、動詞は -mA、「AもBも〜ない」は ne A ne (de) B と使い分けます。
kendi は「自分」を表す単語で、人称のパーツを付けて「〜自身」を作ります。
kendim(ケンディム)(私自身)/ kendin(ケンディン)(君自身)/ kendisi(ケンディスィ)(彼・彼女自身)/ kendileri(ケンディレリ)(彼ら自身)など
kendi は母音 i(前舌・非円唇)で終わるので、後ろに付く人称のパーツは前舌の形になります。
格のパーツ(「〜を」「〜に」など)を続けるときのつなぎの音は y ではなく n です。
kendini(ケンディニ)(自分自身を)/ kendine(ケンディネ)(自分自身に)/ kendinde(ケンディンデ)(自分自身のところに)/ kendinden(ケンディンデン)(自分自身から)
kendi は35課の「自分に向かう形」(再帰態 -In)とは別物です。-In は動詞に組み込まれたパーツ、kendi は「自分」を指す独立した単語。
Kendini yıkadı.(ケンディニ・ユカドゥ)(彼は自分の体を自分で洗った)のように、同じ文で組み合わせて強調することもできます。
名詞・形容詞文は değil(デーイル)(O öğrenci değil.=彼は学生ではない)。動詞は語幹の後ろ、時制の前に -mA を挟みます(gel-me-di=gelmedi)。
「AもBも〜ない」は ne A ne (de) B。述語は肯定のまま置きます(Ne param ne de vaktim var.=お金も時間もない)。
人称による変化(母音そろえルールの影響を受けず、いつもこの形):
| 人称 | kendi + 人称のパーツ | 意味 |
|---|---|---|
| ben(ベン)(私) | kendim(ケンディム) | 私自身 |
| sen(セン)(君) | kendin(ケンディン) | 君自身 |
| o(彼/彼女) | kendisi(ケンディスィ) | 彼・彼女自身 |
| biz(ビズ)(私たち) | kendimiz(ケンディミズ) | 私たち自身 |
| siz(スィズ)(あなたたち) | kendiniz(ケンディニズ) | あなたたち自身 |
| onlar(オンラル)(彼ら) | kendileri(ケンディレリ) | 彼ら自身 |
格変化(つなぎの音は常に n):
| 格 | 形 | 意味 |
|---|---|---|
| 〜を(対格) | kendini(ケンディニ) | 自分自身を |
| 〜に(与格) | kendine(ケンディネ) | 自分自身に |
| 〜で(位置格) | kendinde(ケンディンデ) | 自分自身のところに |
| 〜から(奪格) | kendinden(ケンディンデン) | 自分自身から |
kendi kendine で「独学で・誰の力も借りずに」という決まり文句になります。
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