トルコ語 / 文法 / 第35課

「お互いに・自分に向かう形」-Iş/-In(相互・再帰)

B2・第35課 / 全42課

「お互いにし合う形」と「自分に向かう形」(相互態・再帰態)

この課でできるようになること: 「会う(=お互いに見合う)」「着替える(=自分に着せる)」のような動詞のなりたちが分かり、正しく使えるようになります。

まず日本語で考える

日本語には「見つめ合う」「連絡し合う」の「〜合う」があります。トルコ語では動詞の後ろにパーツ(接尾辞)-Iş を付けると「お互いに〜し合う形」(相互態)になります。また「体を洗う」「着替える」のように動作が自分自身に向かうときは、パーツ -In を付けます(「自分に向かう形」・再帰態)。どちらも、もとの動詞に新しい意味を1つ足すパーツで、できあがった動詞はまるごと1つの単語として辞書に載っています。日常会話では「(また)会おうね」「準備しなきゃ」のような決まり文句としてもよく登場するので、形の作り方だけでなく、よく使う組み合わせを単語ごと覚えましょう。

ルール

① 「お互いに」の意味を足すなら -Iş。子音で終わる動詞にはそのまま -Iş(gör→görüş)、母音で終わる動詞には ş だけを足す(selamla→selamlaş)。
② 「自分自身に」の意味を足すなら -In。子音で終わる動詞にはそのまま -In(sar→sarın)、母音で終わる動詞には n だけを足す(yıka→yıkan)。
③ できあがった動詞は1つの単語として辞書に載っている。「この動詞はこの形でこの意味」と、単語ごと覚えるのがいちばん実用的。
④ 同じ -ış / -iş の形でも、動詞のまま使えば「し合う形」、名詞化(動名詞、-mak/-ma/-ış の課で学習)すれば別の意味の名詞になるので、文の中での役割で見分ける。

もとの動詞新しい動詞意味
gör(見る)görüşmek会う(直訳: お互いに見合う)
selamla(挨拶する)selamlaşmak挨拶を交わす
yıka(洗う)yıkanmak自分を洗う=入浴する
giy(着る)giyinmek身支度をする・服を着る
hazırla(準備する)hazırlanmak自分の準備をする

konuş(話す)は、「言葉を交わし合う」という相互の意味がもとから単語に含まれている動詞です。

活用パターン表

語末が子音か母音かで、パーツの付き方が変わります。

語末のタイプ相互形(-Iş)再帰形(-In)
子音で終わるyaz→yazışmak(文通する)sar→sarınmak(自分を包む)
子音で終わるit→itişmek(押し合う)sür→sürünmek(自分に塗る)
母音で終わるselamla→selamlaşmakyıka→yıkanmak
母音で終わるkucakla→kucaklaşmak(抱き合う)hazırla→hazırlanmak

例文

ミニ会話

つまずきポイント

3行まとめ

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