トルコ語 / 文法 / 第33課
この課でできるようになること: 「読ませる」「笑わせる」が作れる。「だれに」「何を」させるかの格も正しく選べる。
この課の前に: 第3課「母音そろえ」・第6課「〜です」・第9課「〜を の形」・第10課「に・で・から」・第16課「音の濁り」
日本語は「読む→読ませる」のように「(さ)せる」を付ければ使役になります。
トルコ語は動詞ごとに決まったパーツ -t / -Ir / -It / -DIr を付けて作り、「だれにさせるか」の格も動詞の性質で変わります。
自動詞(目的語なし。gülmek 笑う)を使役にすると、させられる人は「〜を」の形。
他動詞(すでに「〜を」がある。okumak 読む)では、させられる人は「〜に」の形になります。
パーツは動詞ごとに決まっているので、単語ごと辞書で確認しながら覚えましょう。
「〜させる」と言いたい動詞に、決まったパーツを付けます。どれが付くかは動詞ごとに固定なので、辞書で確認して単語ごと覚えましょう。
もとの動詞に目的語(「〜を」の部分)があるかで決まります。
自動詞(目的語なし。gülmek 笑う、ağlamak 泣く、uyumak 眠る)→ させられる人は「〜を」の形(対格)。Çocuğu güldürdü.(チョジューウ・ギュルデュルデュ)(子供を笑わせた)
他動詞(すでに「〜を」がある。okumak 読む、yazmak 書く)→ させられる人は「〜に」の形(与格)。
「〜を」は元の目的語が使うため。Öğrencilere kitap okuttu.(オーレンジレレ・キタプ・オクットゥ)(生徒たちに本を読ませた)
使役形にも、時制・人称のパーツ(-DI、-Iyor、-(y)AcAk など)はふつうの動詞と同じように付きます。
okuttu(オクットゥ)(読ませた)、okutuyor(オクトゥヨル)(読ませている)、okutacak(オクタジャク)(読ませるだろう)
パーツは動詞ごとに決まっていて規則性が低いので、代表例を単語ごと覚えましょう。
| もとの動詞 | 「〜させる形」 | 型 | 自動詞/他動詞 |
|---|---|---|---|
| oku(オク)(読む) | okutmak(オクトマク)(読ませる/教える) | -t 型 | 他動詞 |
| gül(ギュル)(笑う) | güldürmek(ギュルデュルメク)(笑わせる) | -DIr 型 | 自動詞 |
| kork(コルク)(怖がる) | korkutmak(コルクトマク)(怖がらせる) | -It 型 | 自動詞 |
| iç(イチ)(飲む) | içirmek(イチルメク)(飲ませる) | -Ir 型 | 他動詞 |
| yaz(ヤズ)(書く) | yazdırmak(ヤズドゥルマク)(書かせる) | -DIr 型 | 他動詞 |
| koş(コシュ)(走る) | koşturmak(コシュトゥルマク)(走らせる/せかす) | -DIr 型 | 自動詞 |
| bit(ビト)(終わる) | bitirmek(ビティルメク)(終わらせる) | -Ir 型 | 自動詞 |
yazdırmak が -dır なのは、直前の z がにごる音で t もにごり d になるからです。
koşturmak が -tur なのは、直前の ş がにごらない音(無声子音)なので t のままだからです。
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