トルコ語 / 文法 / 第16課

音が濁るルール p→b, ç→c, t→d, k→ğ

A2・第16課 / 全42課

音が濁るルール(子音交替 p→b, ç→c, t→d, k→ğ)

この課でできるようになること: kitap が kitabı になるような「最後の音が濁る変化」を、いつ起きるか自分で判断できるようになる。sokak(通り)や çocuk(子ども)のような日常語にも同じルールが働いていることに気づけるようになる。

まず日本語で考える

日本語にも「て+かみ→てみ」「はな+ひ→はな」のように、単語がつながると音が濁る現象があります(連濁)。トルコ語にも似たルールがあります。単語の最後が p, ç, t, k のとき、母音で始まるパーツ(接尾辞)が付くと、その最後の音が濁ります。これを子音交替と呼びます。

このルールは1つのパーツだけの特別ルールではありません。「〜を」の形(対格)、「〜に」の形(与格)、「〜の」の形(属格)など、母音で始まるパーツならどれにでも同じように働きます。一度覚えれば、この先ずっと使える共通の音の変化です。逆に言うと、このルールを知らないまま単語を覚えると、kitap の形が変わるたびに「なぜ形が変わるんだろう」とつまずくことになります。先に仕組みを理解しておきましょう。

ルール

濁るかどうかは次の手順で判断します。
①単語の最後が p, ç, t, k か? → 違えばそのまま
②次に付くパーツが母音で始まるか? → 子音始まりなら濁らない
③単語が2音節以上か? → 1音節(短い単語)は原則濁らない
④ k が n の直後にあるときだけ特別に ğ ではなく g になる(renk → rengi)

最後の音濁ると
pbkitap → kitabı(その本を)
çcağaç → ağacı(その木を)
kğekmek → ekmeği(そのパンを)
td(単語ごとに暗記)kanat → kanadı(その羽を)/ devlet → devleti(国家を。濁らない)

活用パターン表

1音節か2音節以上か、そして単語ごとの例外があるかどうかで、濁り方は次の4パターンに整理できます。

パターン代表語母音のパーツが付くと見分け方
2音節以上・規則的に濁るsokak(通り)sokağı(その通りを)最も多いパターン。まずはこれを基本形として覚える
1音節・例外的に濁るkap(容器)kabı(その容器を)少数の暗記リスト(kap, kalp, cep, dip, gök, çok, uç, yurt, kurt, tat, dört, renk)
1音節・濁らない(原則通り)at(馬)atı(その馬を)1音節は基本的にこちらが多数派
2音節以上・例外的に濁らないhukuk(法律)hukuku(法律を)借用語に多い少数派。出会うたびに単語ごと覚える

例文

ミニ会話

つまずきポイント

3行まとめ

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