トルコ語 / 文法 / 第28課

「〜しなければ」の形 -malı/-meli

B1・第28課 / 全42課・約7分

この課でできるようになること: 「行かなければならない」「読むべきだ」と、その否定・過去・疑問が言える。

この課の前に: 第2課「母音そろえ・2型」第6課「人称のパーツ」第18課「〜した」

まず意味

日本語の「行かなければならない」は長い言い回しですが、トルコ語は動詞の語幹に -mAlI を付けるだけで済みます。
英語の must と should を1つにまとめたような形です。似た意味の lazım / gerek / zorunda は次の第29課で扱います。

これだけ先に

義務は 語幹 + -mAlI + 人称のパーツで作ります(gelmeliyim=私は来るべきだ)。2型の母音そろえで malı/meli が決まります。
禁止は -mAmAlI、「〜すべきだった」という後悔は -mAlIydI です。細かい使い分けは第29課で補います。

仕組みを理解する理解

語幹 + -mAlI(義務・must/should)

語幹に -mAlI。2型の母音そろえルール(母音調和)で malı/meli が決まる(最後の母音が前グループ〈e, i, ö, ü〉なら meli、後ろグループ〈a, ı, o, u〉なら malı)

人称のパーツを付ける

その後ろに、だれの話かを示す人称のパーツ(人称接尾辞)を付ける。母音同士がぶつかるときはつなぎの音 y を挟む(gelmeli + y + im → gelmeliyim)

禁止は -mAmAlI

「〜してはいけない」(禁止)は、否定の -mA を先に入れます。
-mAmAlI(gelmemeli = 来てはいけない)になります。

「しなくてもよい」は zorunda değil

「〜しなくてもよい」(必要なし)は -mAlI + değil では言わない。
zorunda değil(ゾルンダ・デーイル)(〜する義務はない)を使います。
または -mAsInA gerek yok(〜する必要はない)も使えます(詳しくは29課)。禁止とは形も意味も別物

過去形 -mAlIydI で後悔を表す

過去形 -mAlIydI で「(実際にはしなかったが)〜すべきだった」という後悔を表せる

疑問は mI を人称の前に置く

疑問は疑問の助詞 mI を人称接尾辞の前に置く(gelmeli miyim? = 私は来るべきですか?)

活用パターン表

gel(ゲル)(前グループ)と oku(オク)(後ろグループ)で比べます。

人称gel(来る)oku(読む)
ben(ベン)(私)gelmeliyim(ゲルメリイム)okumalıyım(オクマルユム)
sen(セン)(君)gelmelisin(ゲルメリスィン)okumalısın(オクマルスン)
o(彼/彼女)gelmeli(ゲルメリ)(dir)okumalı(オクマル)(dır)
biz(ビズ)(私たち)gelmeliyiz(ゲルメリイズ)okumalıyız(オクマルユズ)
siz(スィズ)(あなたたち)gelmelisiniz(ゲルメリスィニズ)okumalısınız(オクマルスヌズ)
onlar(オンラル)(彼ら)gelmeliler(ゲルメリレル)okumalılar(オクマルラル)

例で確かめる

ミニ会話理解
  • A: Yarın toplantı var mı?(ヤルン・トプラントゥ・ヴァル・ム)(明日会議はある?)
  • B: Evet, saat 9'da gelmelisin.(うん、9時に来ないといけないよ)
  • A: Erken kalkmalıyım o zaman. Gelmeli miyim ben de?(エルケン・カルクマルユム・オ・ザマン・ゲルメリ・ミイム・ベン・デ)(それなら早起きしなきゃ。私も来るべき?)
  • B: Hayır, sen gelmek zorunda değilsin. Sadece satış ekibi gelmeli.(ハユル・セン・ゲルメク・ゾルンダ・デーイルスィン・サデジェ・サトゥシュ・エキビ・ゲルメリ)(いや、君は来なくていいよ。営業チームだけ来ればいい)
  • A: Anladım. Ama geçen sefer gitmeliydim, unutmuşum.(アンラドゥム・アマ・ゲチェン・セフェル・ギトメリイディム・ウヌトムシュム)(わかった。でも前回は行くべきだったのに、忘れてた)
よくある間違い理解
  • × gitmalı → ○ gitmeli : git の i は前グループなので meli。
  • × Gelmeli değilsin.(ゲルメリ・デーイルスィン)(「来てはいけない」のつもり) → ○ Gelmemelisin. : 「しなくてよい」は zorunda değil や gerek yok(ゲレク・ヨク)(29課)。禁止は -mAmAlI。
  • × Ben gelmeli. → ○ Gelmeliyim. : 「誰の義務か」は人称接尾辞で必ず示す。
  • × Gelmeli mi yim? → ○ Gelmeli miyim? : 疑問の mi は分けて書くが、人称のパーツは mi の後ろにくっつく。
  • × -mAlI でどんな「必要」も言えると思い込む → ○ 客観的な必要には次の課の lazım / gerekiyor が自然(のどが渇いたときは Su içmeliyim より Su içmem lazım)。

3行まとめ

次の課へ 第29課 「〜が必要」lazım・gerek(-malıとの使い分け)

この課の問題を解く(全17問)→

全42課の目次へ

この課をアプリで解く

iPhone・無料ではじめられます