トルコ語 / 文法 / 第2課

母音そろえルール・2型(e/a)

A1・第2課 / 全42課・約6分

この課でできるようになること: 単語の後ろに付くパーツが e か a か、その場で判断できる。

この課の前に: 第1課「アルファベットと発音」

まず意味

日本語は「本【を】」「学校【に】」と、単語の後ろに助詞を足して意味を作りますね。
トルコ語も同じで、単語の後ろにパーツを足していく言葉です。
違うのは1点だけ。パーツの母音が、前の単語の母音に合わせて姿を変えることです。これを「母音そろえルール」(母音調和)と呼びます。

これだけ先に

見るのは単語の最後の母音だけです。前グループ(e, i, ö, ü)なら e、後ろグループ(a, ı, o, u)なら a を選びます。
途中の母音にはつられません。例外語は少しだけあるので、あとで仕組みのところで確認します。

仕組みを理解する理解

母音は2グループに分かれる

トルコ語の8つの母音は、口の前寄りで出す音か、奥寄りで出す音かで2つのグループに分かれます。

  • 前グループ: e, i, ö, ü(口の前寄りで出す音)
  • 後ろグループ: a, ı, o, u(口の奥寄りで出す音)

選び方は最後の母音だけ

e か a の2択になるパーツを2型と呼びます(このアプリでは大文字 A で表します)。単語の最後の母音を見て、前グループなら e、後ろグループなら a を選びます。
途中の母音は見なくてOK。どんなに長い単語でも、最後の母音だけで決まります。

活用パターン表

2つ以上の数(複数)は第4課「複数の形」で学びます。複数を表すパーツ -lAr を全8母音で確かめると、次のようになります。

単語の最後の母音グループ単語例-lAr の形
eev(エヴ)(家)evler(エヴレル)
ideniz(デニズ)(海)denizler(デニズレル)
ögöz(ゴズ)(目)gözler(ゴズレル)
ügün(ギュン)(日)günler(ギュンレル)
a後ろoda(オダ)(部屋)odalar(オダラル)
ı後ろkız(クズ)(女の子)kızlar(クズラル)
o後ろradyo(ラドヨ)(ラジオ)radyolar(ラドヨラル)
u後ろokul(オクル)(学校)okullar(オクッラル)

前グループの4母音はすべて -ler、後ろグループの4母音はすべて -lar になります。

例で確かめる

ミニ会話理解

複数を表す形(複数形)を使った買い物の場面です。第4課で詳しく学びます。

※会話には後の課で学ぶ形も出てきます。今は意味がつかめればOKです。

  • A: Kaç kitap istiyorsun?(カチ・キタプ・イスティヨルスン)(本は何冊欲しい?)
  • B: İki kitap ve üç kalem istiyorum.(イキ・キタプ・ヴェ・ユチ・カレム・イスティヨルム)(本を2冊とペンを3本欲しいです。)
  • A: Odalar çok küçük mü?(オダラル・チョク・キュチュク・ミュ)(部屋はとても小さい?)
  • B: Hayır, odalar büyük.(ハユル・オダラル・ビュユク)(いいえ、部屋は大きいです。)

iki kitap のように、数字の後ろでは複数の -lAr を付けません(iki kitaplar とは言わない)。
数字が付かないときは、odalar・kalemler のようにきちんと複数形にします。

よくある間違い理解
  • × kitapler → ○ kitaplar : kitap の最初の i につられない。見るのは最後の母音 a だけ。
  • × gözlar → ○ gözler : ö は前グループ。o(後ろ)と ö(前)は別の母音。
  • × odaler → ○ odalar : 母音で終わる単語も考え方は同じ。最後の母音 a → 後ろグループ。
  • × saatlar → ○ saatler : saat は外来語の例外。後ろグループの a で終わるのに前グループのパーツを取る。
  • × iki kitaplar → ○ iki kitap : 数字の後ろでは複数の -lAr を付けない。
深く知る深掘り

例外語

saat(サアト)(時間)のような外来語は例外です。後ろグループの単語なのに、前グループのパーツを取ります。

3行まとめ

この課に出てくることば

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