トルコ語 / 文法 / 第22課
この課でできるようになること: 「私のもの」「机の上にあるもの」のように、名詞を言わずに「〜のもの」「〜にあるもの」と言える -ki が使えるようになります。似た形の接続詞 ki との違いも区別できるようになります。
日本語では「これは私の」「机の上にあるやつ」のように、「〜の」や「〜にある」だけでひとまとまりの名詞のように使うことがあります。トルコ語にも、そっくりの働きをする小さなパーツ -ki があります。「〜の」の形(属格)や「〜で・〜の中」の形(位置格)の後ろにくっつけるだけで、「〜のもの」「〜にあるもの」という単語が作れます。しかも -ki は、いつでも同じ形のままという珍しいパーツです。
①「〜のもの」=「〜の」の形(benim/senin/onun など)+ -ki。benim(私の)+ ki → benimki(私のもの)。
②「〜にあるもの」=「〜で・〜の中」の形(-DA)+ -ki。masada(机の上に)+ ki → masadaki(机の上にあるもの)。「〜で・〜の中」の形自体は母音そろえルール(母音調和)で変わりますが、後ろの ki 自体は変わりません。
③ -ki は基本的に不変(いつも ki)です。
dün(昨日)・bugün(今日)などの語は特別で、ki ではなく kü になります(dünkü・bugünkü など)。理屈ではなく、単語ごとに丸暗記する例外です。
④ onların(彼らの)のように、すでに「〜の」の形が -n で終わる単語にも、そのまま ki をくっつけます(onların + ki → onlarınki)。
⑤ 見た目がそっくりの「ki」には、もうひとつ接続詞の使い方があります。こちらは単語にくっつかず離して書く独立した単語で、「〜ということ・〜なので」を表します(Biliyorum ki haklısın. = 君が正しいということを知っています)。
「〜の」の形 + -ki(「〜のもの」)
| 誰の | 形 | 意味 |
|---|---|---|
| benim(私の) | benimki | 私のもの |
| senin(君の) | seninki | 君のもの |
| onun(彼/彼女の) | onunki | 彼/彼女のもの |
| bizim(私たちの) | bizimki | 私たちのもの |
| sizin(あなた方の) | sizinki | あなた方のもの |
| onların(彼らの) | onlarınki | 彼らのもの |
「〜で・〜の中」の形 + -ki(「〜にあるもの」)
| 語幹 | 「〜で・〜の中」の形(-DA) | + -ki | 意味 |
|---|---|---|---|
| ev(家) | evde | evdeki | 家にあるもの |
| masa(机) | masada | masadaki | 机の上にあるもの |
| okul(学校) | okulda | okuldaki | 学校にあるもの |
| kitap(本) | kitapta | kitaptaki | 本の中にあるもの |
時の言葉の例外(ki ではなく kü・変化なしの例)
| 語幹 | + ki/kü | 意味 |
|---|---|---|
| dün(昨日) | dünkü | 昨日の |
| bugün(今日) | bugünkü | 今日の |
| yarın(明日) | yarınki | 明日の(規則通り、変化なし) |
| önce(前) | önceki | 前の |
| sonra(後) | sonraki | 次の・後の |
A: Bu çanta kimin?(このかばん、誰の?)
B: O benimki. Seninki nerede?(それ私の。君のはどこ?)
A: Benimki masadaki, şimdi hatırladım.(私のは机の上にあるやつだ、今思い出した)
B: Dünkü toplantıya da o çantayla mı geldin?(昨日の会議にもそのかばんで来た?)
A: Evet, bugünkü toplantıya da onunla geleceğim.(うん、今日の会議にもそれで行くつもり)
B: Peki sonraki dersten sonra buluşalım mı?(じゃあ次の授業のあとで会おうか?)
A: Olur, biliyorum ki vaktin az.(いいよ、君の時間が少ないのは分かってる)
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