トルコ語 / 文法 / 第4課

複数の形 -lar/-ler

A1・第4課 / 全42課・約6分

この課でできるようになること: 「家々」「学生たち」のような複数が言える。数字と一緒に使うときの注意点もわかる。

この課の前に: 第2課「母音そろえ・2型」

まず意味

日本語は「子ども【たち】」「先生【方】」と、後ろに言葉を足して複数を表しますね。
トルコ語も同じで、単語の後ろに複数のパーツ -lAr を付けます。
前の課の2型(A)なので、形は -lar か -ler の2択。不規則変化はありません。

これだけ先に

見るのは前の課と同じ、単語の最後の母音です。前グループなら -ler、後ろグループなら -lar
もう1つだけ覚えるのは、数字の後ろでは付けないことです。
iki kitap とは言うが、iki kitaplar とは言いません。

仕組みを理解する理解

見るのは最後の母音だけ

前グループ(e, i, ö, ü)なら -ler、後ろグループ(a, ı, o, u)なら -lar です。

数字の後ろでは付けない

数字や kaç(カチ)(いくつ)の後ろでは付けない。ものや人を表す語(名詞)は1つだけの形(単数)のまま使います。
英語は three books と複数を表す形(複数形)にしますが、トルコ語は数字が付けば単数のまま。日本語の「3冊の本」も「本」の形が変わらないのと同じ感覚です。

すでに複数の意味を持つ語

biz(ビズ)(私たち)・siz(スィズ)(あなたたち)・onlar(オンラル)(彼ら)は、このパーツを使わない複数専用の単語です。

活用パターン表

最後の母音の8パターンすべてで確認しておきましょう。

語末母音グループ代表語複数形
eev(エヴ)(家)evler(エヴレル)
iöğrenci(オーレンジ)(学生)öğrenciler(オーレンジレル)
ököy(コイ)(村)köyler(コイレル)
ügün(ギュン)(日)günler(ギュンレル)
aaraba(アラバ)(車)arabalar(アラバラル)
ıkız(クズ)(女の子)kızlar(クズラル)
oradyo(ラドヨ)(ラジオ)radyolar(ラドヨラル)
ukutu(クトゥ)(箱)kutular(クトゥラル)

複数形では、唇を丸めるかどうか(ö/ü と o/u)は関係ありません。前か後ろかだけを見ます。
話す人・聞く人・話題の人の区別(人称)は、4つの母音をすべて区別する人称のパーツ(人称接尾辞)で表します。混同しないように。第6課で詳しく学びます。

例で確かめる

ミニ会話理解

※会話には後の課で学ぶ形も出てきます。今は意味がつかめればOKです。

  • A: Evde kaç çocuk var?(エヴデ・カチ・チョジュク・ヴァル) — 家に子供は何人いますか。
  • B: İki çocuk var.(イキ・チョジュク・ヴァル) — 2人います。
  • A: Onlar öğrenci mi?(オンラル・オーレンジ・ミ) — 彼らは学生ですか。
  • B: Evet, onlar öğrenci.(エヴェト・オンラル・オーレンジ) — はい、彼らは学生です。
  • A: Kitaplar nerede?(キタプラル・ネレデ) — 本はどこですか。
  • B: Kitaplar masada.(キタプラル・マサダ) — 本は机の上です。
よくある間違い理解
  • × iki kitaplar → ○ iki kitap : 数字が付いたら複数パーツは付けない。英語の three books の感覚は持ち込まない。
  • × çocukler → ○ çocuklar : çocuk の最後の母音 u は後ろグループ → -lar。最初の o ではなく最後の u を見る。
  • × öğrencilar → ○ öğrenciler : 最後の母音 i は前グループ → -ler。
  • × biz+ler → ○ biz : biz(ビズ)(私たち)自体がすでに複数の意味なので、-ler を重ねない。
  • × kızler → ○ kızlar : kız の最後の母音は ı(点なし)。見た目につられたら、声に出して確かめる。
深く知る深掘り

onlar の語源

onlar は o(彼・それ)+つなぎの n+lar からできた語です。数字の10(on)とはつづりが同じだけの別の単語(同形異義語)です。

3行まとめ

この課に出てくることば

次の課へ 第5課 数・時刻・日付の言い方(saat kaç?)

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