トルコ語 / 文法 / 第4課
この課でできるようになること: 「家々」「学生たち」のような複数の言い方ができる。数字と一緒に使うときの注意点もわかる。
日本語では「子ども【たち】」「先生【方】」のように、後ろに言葉を足して複数を表しますね。トルコ語もまったく同じ発想で、単語の後ろに複数のパーツ -lAr を付けます。前の課で学んだ2型(A)のパーツなので、形は -lar か -ler の2択です。
英語の複数形には child→children のような不規則変化がありますが、トルコ語の複数形に例外はありません。母音のグループさえ正しく見分ければ、どんな単語でも100%機械的に -lar か -ler かが決まります。逆に言うと、この課は前の課(母音調和)がきちんとできているかを試す実践編でもあります。
買い物や自己紹介など、実際の会話では「本は何冊?」「家族は何人?」のように、ものや人の数を答える場面がとても多く出てきます。複数形と、次の課で学ぶ数字の言い方はセットで使うことになるので、ここで土台をしっかり固めておきましょう。
①単語の最後の母音を見る
②前グループ(e, i, ö, ü)なら -ler、後ろグループ(a, ı, o, u)なら -lar
③ただし、数字や kaç(いくつ)の後ろでは付けない。名詞は単数のまま使う
④biz(私たち)・siz(あなたたち)・onlar(彼ら)のような人称代名詞の複数は、このパーツを使わない専用の単語。特に onlar は o(彼・それ)+つなぎの n+lar からできた単語で、数字の10(on)とはつづりが同じだけの別の単語(同形異義語)
③が英語との大きな違いです。英語では three books と複数形にしますが、トルコ語では数字が付いたら単数のまま。日本語でも「3冊の本」と言うとき「本」の形は変わらないので、日本語話者にはむしろなじみやすいルールです。
最後の母音の8パターンすべてで確認しておきましょう。
| 語末母音 | グループ | 代表語 | 複数形 |
|---|---|---|---|
| e | 前 | ev(家) | evler |
| i | 前 | öğrenci(学生) | öğrenciler |
| ö | 前 | köy(村) | köyler |
| ü | 前 | gün(日) | günler |
| a | 後 | araba(車) | arabalar |
| ı | 後 | kız(女の子) | kızlar |
| o | 後 | radyo(ラジオ) | radyolar |
| u | 後 | kutu(箱) | kutular |
唇を丸めるかどうかの違い(ö/ü と o/u)は、複数形では関係ありません。前グループか後ろグループかだけを見ればOKです(この点は、4つの母音をすべて区別する後の課の人称接尾辞と違うところなので、混同しないようにしましょう)。
※会話には後の課で学ぶ形も出てきます。今は意味がつかめればOKです。
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