トルコ語 / 文法 / 第25課

名詞を説明する形1 -(y)an(〜する人)

B1・第25課 / 全42課・約6分

この課でできるようになること: 「本を読んでいる子供」のように、動詞のかたまりで名詞を説明できる(名詞が「する側」のとき)。

この課の前に: 第2課「母音そろえ・2型」第16課「音が濁るルール」

まず意味

日本語は「本を読んでいる子供」のように、動詞のかたまりを名詞の前に置いて説明します。トルコ語も同じ語順です。
説明される名詞が動作の《する側》か《される側》かで形が変わります。この課は《する側》の -(y)an を学びます(《される側》は次の第26課)。

これだけ先に

「〜する人/もの」は 語幹 + -(y)An を名詞の前に置いて作ります。例えば kitap okuyan çocuk は「本を読んでいる子供」という意味です。
a か e かは2型の母音そろえで決まり、母音で終わる語幹には y を挟みます(okuyan)。説明される名詞が動作を《する側》のときだけ使えます。

仕組みを理解する理解

「する側」の名詞には 語幹 + -(y)An

説明される名詞が、その動作を「する側」(主語)のときを考えます。動詞の語幹 + -(y)An(〜する人/〜するもの)を使います。

a か e かは母音そろえルールで決まる

a か e かは2型の母音そろえルール(母音調和)で決まります。語幹が母音で終わるときは、つなぎの音 y を挟みます。

名詞なしでも「〜する人」になる

-(y)an は形容詞のように働くので、後ろに名詞をつけずに「〜する人」という名詞にもなります(çalışan=働く人、gülen yüz=笑っている顔→笑顔)。

「される側」なら次課の -dığı

説明される名詞が「する側」でないとき(目的語など)は、次の課の -dığı を使います。ここが使い分けの分かれ目です。

語幹の終わり方(子音/母音)と母音のグループの組み合わせで、-(y)an は4つの形になります。

活用パターン表

語幹の終わり母音グループ
子音終わり後舌(a, ı, o, u)-anyazan(ヤザン)(書く〜)
子音終わり前舌(e, i, ö, ü)-engelen(ゲレン)(来る〜)
母音終わり後舌(a, ı, o, u)-yanokuyan(オクヤン)(読む〜)
母音終わり前舌(e, i, ö, ü)-yenbekleyen(ベクレイェン)(待つ〜)

例で確かめる

ミニ会話理解
  • A: Şu kahve içen adamı tanıyor musun?(シュ・カフヴェ・イチェン・アダム・タヌヨル・ムスン)(あのコーヒーを飲んでいる男の人を知ってる?)
  • B: Evet, o benim komşum.(エヴェト・オ・ベニム・コムシュム)(うん、あれは僕の隣人だよ)
  • A: Türkçe konuşan biri mi?(テュルクチェ・コヌシャン・ビリ・ミ)(トルコ語を話す人?)
  • B: Evet, çok iyi konuşuyor. Burada çalışan bir mühendis.(エヴェト・チョク・イイ・コヌシュヨル・ブラダ・チャルシャン・ビル・ミュヘンディス)(うん、すごく上手に話すよ。ここで働いているエンジニアなんだ)
  • A: İlginç, tanışabilir miyiz?(イルギンチ・タヌシャビリル・ミイズ)(面白いね、彼と知り合えるかな?)
  • B: Tabii, yarın seni tanıştırırım.(タビイ・ヤルン・セニ・タヌシュトゥルルム)(もちろん、明日紹介するよ)
よくある間違い理解
  • × çocuk okuyan → ○ okuyan çocuk : 説明のかたまりは名詞の前。日本語と同じ順番。
  • × okuyan kitap(オクヤン・キタプ)(「私が読んだ本」のつもり) → ○ okuduğum kitap : 本は「読む側」ではないので -(y)an は使えない(次課)。
  • × okuan → ○ okuyan : 母音で終わる語幹には y を忘れずに。
  • × 人称で形が変わると思い込む → ○ -(y)an は形容詞のように働くので変わらない(çalışan adam も çalışan kadın も同じ)。
  • × gelan → ○ gelen : gel の e は前舌グループなので an ではなく en。

3行まとめ

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