トルコ語 / 接尾辞 / -saydi

-saydi — 「もし〜だったら(実際は違う)」反実仮想

日本語の助詞・表現との対応でおぼえる接尾辞

意味

「もし〜だったら」という、-sA(条件形)と同じ形に見えて、実は「実際にはそうならなかった」という後悔や仮定にだけ使う専用の形です。日本語なら「〜してくれたら良かったのに」にあたり、多くの場合keşke(ああ〜だったらなあ)という感嘆の語と一緒に使われます。後半をアオリスト過去(-ArdI/-IrdI)で受けて「(もし〜なら)〜だっただろう」と完結させる型が定番です。単なる条件の-sAとは、過去に向いているか未来に向いているかで区別します。否定はkeşke gelmeseydin(来なければ良かったのに)のように-mAをsaydıの前に挟みます。過去に戻ってやり直したい気持ちを表すため、実生活の後悔・愚痴の場面で頻繁に使われ、会話の中でも特に感情がこもりやすい形の一つです。※在庫中の実例は2件のみ(下記)。

調和の分岐

-sAydI (2型調和。keşkeと一緒に使われることが多い。後半はアオリスト過去-ArdI/-IrdIで受ける)

使用例

Keşke daha erken gelseydin.
もっと早く来てくれたら良かったのに。
Sera etkisi olmasaydı dünya çok daha soğuk olurdu.
温室効果がなければ地球はずっと寒かっただろう。

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