トルコ語 / 接尾辞 / -imperative

-imperative — 「〜して/してください」命令・依頼形

日本語の助詞・表現との対応でおぼえる接尾辞

意味

日本語の「〜して」「〜してください」にあたりますが、トルコ語は相手との距離で形がきっちり変わるのが特徴です。親しい相手への2人称単数は動詞の語幹そのもの(Gel!=来て!)で追加の音が要りません。丁寧・複数の2人称は-(y)In/-(y)Inız(Girin!=お入りください)、その場にいない第三者への「〜してほしい」は-sIn/-sInlerと、日本語には無い「3人称命令」まであります。母音調和は4型(in/ın/un/ün)。lütfen(お願いします)を添えるとさらに柔らかくなり、薬局や役所の窓口の指示は、ほぼこの-(y)Inの形で言われます。否定の命令は-mA/-mEをそのまま挟み(Girmeyin!=入らないでください)、より柔らかく頼みたいときは疑問文の形(-Ir misiniz?=〜していただけますか?)に切り替えるのが自然です。距離感の使い分けは日常のあらゆる場面で起きています。

調和の分岐

2単数=裸の語幹(Gel!)/2複数・丁寧=-(y)In/-(y)Inız(4型調和)/3人称=-sIn/-sInler

使用例

Lütfen kimliğinizi gösterin.
身分証を見せてください。
Lütfen odaya sessizce girin.
どうぞ静かに部屋に入ってください。
Tabii. Bu ilacı günde iki kez alın.
かしこまりました。この薬は一日二回飲んでください。
Aman dikkat et, yollar bugün çok kaygan!
気をつけて、今日は道がとても滑りやすいよ!

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