トルコ語 / 接尾辞 / -digi
「私が読んだ本」「彼が言ったこと」のように、修飾される名詞が動詞の「される側(目的語)」であるときに使う形で、-(y)Anとはちょうど逆の守備範囲を持ちます。動詞の語幹に-DIğ(4型調和+子音交替あり)を付け、そのあとに「誰がしたか」を示す所有語尾を続けるという二段構えが特徴で、日本語には無い発想です。「大好きな趣味」のように所有語尾ごと名詞のように使うことも、「〜だと」のように「〜ということ」を表す節としてほかの動詞の目的語になることもできます。裁判記録や報道文に非常に多い形です。否定は-mAdIğI(gitmediğim=私が行かなかった)で、DIğIの直前にmAを挟むだけです。名詞の前に置けば普通の連体修飾に、bilmekやsöylemekのような動詞の目的語に置けば「〜ということを」という節そのものになり、日本語の「こと」に一番近い働きをします。
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