トルコ語 / 接尾辞 / -causative

-causative — 「〜させる」使役形

日本語の助詞・表現との対応でおぼえる接尾辞

意味

日本語の「〜させる」にあたる形ですが、語尾が-t/-Ir/-It/-DIrの4種類に分かれ、どれを使うかは動詞の語幹の音で決まるため、単純な母音調和よりも一段複雑です。子音・母音どちらで終わる語幹にも-tが多く使われ(yaz→yazdır=書かせる、oku→okut)、すでに他の語尾がついた語幹などには-Ir/-Itが使われます。本来自分でする動作を人にしてもらう場面や、「〜くする・〜くさせる」という結果を引き起こす場面まで、意味の幅は日本語の「させる」よりも広がります。使役はさらに受動と組み合わせることもでき(yaptırıldı=させられた)、『誰かに指示されて何かをさせられた』という二重の関係まで1つの動詞で表現できます。美容院や修理の場面でも自然に使われる形です。

調和の分岐

-t/-Ir/-It/-DIr (語幹の音で決まる4種。第16課の子音交替の応用)

使用例

Sekreterime mektup yazdırdım.
秘書に手紙を書かせた。
Adımlarımı hızlandırdım.
私は歩調を速めた。
Onu hayal kırıklığına uğratmak istemiyorum.
彼(彼女)を失望させたくありません。

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