トルコ語 / 接尾辞 / -an

-an — 「〜する(人・もの)」連体形(主語の関係節)

日本語の助詞・表現との対応でおぼえる接尾辞

意味

日本語なら「話す人」「来た客」のように動詞をそのまま名詞の前に置きますが、トルコ語では動詞を一度この-(y)Anという形に変えてから名詞の前に置きます。修飾する名詞が、その動詞の「する側(主語)」であるときに使うのがポイントで、「しゃべるオウム」のように現在も過去も未来も区別せず、性質・習慣として言い切ります。母音調和は2型(an/en)、母音語幹には緩衝のyを挟みます。新聞の見出しによく出る「〜する〇〇」もこの形で、名詞化した-(y)Anはそのまま「〜する人」という名詞として独立して使うこともできます。否定は-mAyAn(çalışmayan=働いていない)で、この形自体には過去・現在・未来の区別がなく文脈が時間を決めます。話し言葉よりも新聞・案内文などの書き言葉で圧倒的によく使われ、1つの文をコンパクトにまとめる働きも持っています。

調和の分岐

-(y)An (2型調和: an/en。母音語幹は緩衝のyを挟む)

使用例

Evde konuşan bir papağanı var.
家にしゃべるオウムを飼っている。
Olaya tanık olan komşu, mahkemeye çağrıldı.
その出来事を目撃した隣人が裁判所に呼び出された。
Müşterilerden gelen şikayetler, üst yönetime iletildi.
顧客から寄せられた苦情は上層部に伝えられた。

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