第39課 / 49課 B2
仮定法過去完了とwish
この課でできるようになること
- If+had+動詞が変わった形第25課で正式に学ぶで、過去の事実と違うことを仮定して言える
- wish+すでに終わったことを表す形第13課で正式に学ぶは今の願望、wish+had+過去分詞は過去の後悔を表せる
まず意味
「あのとき〜だったらよかったのに」は過去の事実と違う想像です。ifで始まる条件を表すまとまり第34課で正式に学ぶを第38課のhad+過去分詞で過去のさらに前を表す形第38課で正式に学ぶ(had+過去分詞)の形にします。これを、過去の現実と違うことを表す言い方(現実と違うことを過去形で表す言い方第37課で正式に学ぶ完了)と呼びます。
これだけ先に
If+had+過去分詞, だれ・なにの話か第1課で正式に学ぶ+would/could/might+have+過去分詞が基本形です。wishも同じ考え方で、過去形は今の願望、had+過去分詞は過去の後悔を表します。
| 用法 | 形 | 意味 |
|---|---|---|
| 過去の事実と違う仮定 | If+had+過去分詞, would/could/might+have+過去分詞 | 〜だったら…だったのに |
| wish+今の願望 | wish+過去形 | 今〜だったらいいのに |
| wish+過去の後悔 | wish+had+過去分詞 | あのとき〜だったらよかったのに |
仕組みを理解する
第37課の仮定法過去は現在のことを過去形で表しましたが、この課は過去のことを扱うので、時制をもう一段階古くします。それがhad+過去分詞(第38課の過去完了)です。if節もwishのあとも、同じ「一段階古くする」考え方でそろえると整理しやすくなります。wish+過去形は今の状態への願望、wish+had+過去分詞は過去の行動への後悔を表す点が違いです。
例で確かめる
- If I had known about the meeting, I would have come. — 会議のことを知っていたら、来ていたのに
- I wish I had studied English harder at school. — 学校でもっと英語を熱心に勉強していればよかった
- I wish I knew more people here. — ここにもっと知り合いがいたらいいのに
- She wishes she hadn't said that to him. — 彼女は彼にあんなことを言わなければよかったと思っている
よくある間違い
- × If I had knew, I would have helped. → ○ If I had known, I would have helped.(if節はhad+過去分詞。knewは過去形なので誤り)
- × I wish I have more free time. → ○ I wish I had more free time.(wishのあとは過去形で今の願望を表す)
- × I wish I would have gone with you. → ○ I wish I had gone with you.(過去の後悔はwish+had+過去分詞。wouldは使わない)
深く知る
ほかにもこんな例があります。
- If we had left earlier, we wouldn't have missed the train. — もっと早く出ていたら、電車に乗り遅れなかったのに
- If he had asked for help, someone would have helped him. — 彼が助けを求めていたら、誰かが助けてくれただろう
- I wish I could speak French. — フランス語が話せたらいいのに
- We wouldn't have gotten lost if we had checked the map. — 地図を確認していたら、道に迷わなかったのに
場面: TomとMikaが、進路の選択について話している。
- Tom : Do you ever wish you had studied abroad? — 留学していたらよかったと思うことある?
- Mika : Sometimes. If I had gone, my English would be better now. — たまにね。留学していたら、今頃英語がもっと上手だったと思う
- Tom : I wish I had made that choice too. — 僕もその選択をしていればよかったな
- Mika : It's not too late. You could still go now. — 遅くないよ。今からでも行けるよ
- Tom : That's true. Maybe I will look into it. — たしかに。調べてみようかな
3行まとめ
- 仮定法過去完了は、過去の事実と違うことを想像する形。if節はhad+過去分詞にする。
- 文の中心となるまとまり第34課で正式に学ぶはwould/could/might+have+過去分詞。過去のもう1つ前の可能性を言う。
- wish+過去形は今の願望、wish+had+過去分詞は過去の後悔。時制を1つ古くする考え方は同じ。
この課を3問だけ
If I ___ known it was raining, I would have brought an umbrella.(雨が降っていると知っていたら、傘を持ってきていたのに)
過去の事実と違う仮定はif+had+過去分詞。主節はwould have+過去分詞です。
If she ___ studied harder, she would have passed the exam.(もっと熱心に勉強していたら、彼女は試験に受かっていただろう)
if節はhad+過去分詞にします。
正しい文を選んでください。
過去の事実と違う仮定はif+had+過去分詞、主節はwould have+過去分詞。
{correct} / {total} 問正解
この課の続きは下の「全18問ドリル」か、アプリで
App Store で近日公開
App Store で近日公開