第36課 / 49課 B1
人の言葉の伝え方入門
この課でできるようになること
- 人が言ったことをsaid (that) ...で伝えられる
- 伝達ひとまとまりの言葉第1課で正式に学ぶで時制が1つ古くなる決まり(時制の一致)が分かる
まず意味
「彼は『疲れた』と言いました」のように、人の言葉をそのまま伝える言い方を直接話法と呼びます。
「彼は疲れていると言いました」のように、自分の言葉に直して伝える言い方を伝達文と呼びます。この課では伝達文を扱います。
これだけ先に
伝達文では、直接話法の動作・状態を表す語第0課で正式に学ぶよりも1つ古い時制に変わります(時制の一致)。thatは省略できます。
| 直接話法 | 伝達文 |
|---|---|
| "I am tired," she said. | She said (that) she was tired. |
| "I will call you," he said. | He said (that) he would call me. |
| "I have finished," Tom said. | Tom said (that) he had finished. |
過去のさらに前を表す言い方は第38課で学びます。
仕組みを理解する
名詞の代わりに使う語第5課で正式に学ぶや時を表す語も、話す人や状況に合わせて変えます。I→he/she、today→that day、tomorrow→the next day、here→thereのように変わります。 — "We live here," they said. → They said they lived there.
| 直接話法 | 伝達文 |
|---|---|
| I/ˈaɪ/ | he/sheなど(話す人に合わせる) |
| today/təˈdeɪ/ | that day |
| tomorrow/təˈmɑˌroʊ/ | the next day |
例で確かめる
- "I'm busy today," Anna said. → Anna said she was busy that day. — Annaはその日忙しいと言いました
- "I will finish this tomorrow," Ken said. → Ken said he would finish it the next day. — Kenはそれを翌日終えると言いました
- "We live here," they said. → They said they lived there. — 彼らはそこに住んでいると言いました
- "I can swim," Ben said. → Ben said he could swim. — Benは泳げると言いました
よくある間違い
- × She said she is tired. → ○ She said she was tired.(伝達文は元の動詞より1つ古い時制にする)
- × He said he will call me. → ○ He said he would call me.(willはwouldに変わる)
- × They said they live here. → ○ They said they lived there.(場所・時を表す語も状況に合わせて変える)
深く知る
- "I have lost my key," she said. → She said she had lost her key. — 彼女は鍵をなくしたと言いました
- My mother said she was proud of me. — 母は私を誇りに思っていると言いました
- He told me that he needed more time. — 彼は私にもっと時間が必要だと言いました
- She said the meeting had already started. — 彼女は会議がもう始まっていたと言いました
場面: YumiがBenに友達からの伝言を伝えている。
- Yumi : Emma called earlier. She said she couldn't come today. — さっきEmmaから電話があったよ。今日は来られないって言ってた
- Ben : Did she say why? — 理由は言ってた?
- Yumi : Yes, she said she had a lot of work. — うん、仕事がたくさんあると言ってたよ
- Ben : I see. Did she say when she could come instead? — なるほど。代わりにいつ来られるか言ってた?
- Yumi : She said she would call again tomorrow. — 明日また電話すると言ってたよ
3行まとめ
- 人の言葉を自分の言葉として伝える文を伝達文と呼ぶ。saidのあとにthatを置けるが省略できる。
- 伝達文では動詞が元の時制より1つ古くなる(現在→過去、will→wouldなど)。時制の一致と呼ぶ。
- I→he/she、today→that day、here→thereのように代名詞・時や場所を表す語も状況に合わせて変える。
この課を3問だけ
「彼女は鍵をなくしたと言いました」のloseを正しい形にしてください。(She said she had ___ her key.)
現在完了(have lost)は過去完了(had+過去分詞)に変わります。
「彼女は会議がもう始まっていたと言いました」のstartを正しい形にしてください。(She said the meeting had already ___.)
現在完了は過去完了(had+過去分詞)に変わります。
「彼は私にもっと時間が必要だと言いました」のneedを正しい形にしてください。(He told me that he ___ more time.)
伝達文では現在形は過去形に変わります。
{correct} / {total} 問正解
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